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  • 2021.12.24
  • コラム

保育園のホームページを作るときの流れは?制作会社の選び方も紹介!

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保育園のホームページを作りたいけど、「何から始めればいいのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。

保護者に良い印象を与えるホームページを作成するには、制作に着手する前に重要な手順があります。この手順を踏まないと、期待した効果や成果を得られない可能性があります。

この記事では、保育園のホームページを作成する流れと制作会社の選び方について解説します。

保育園のホームページを作成する順序とは?

保育園のホームページを作成するときの流れを紹介します。

1.目的を明確にする

最初にホームページを作成する目的を明確にします。

目的は保育園によって異なりますが、「園児数を増やす」「在園児の保護者満足度をアップする」「保育士採用を強化する」といった内容が多いです。

目的を明確にすると、保育園のホームページでどのような効果・成果を得たいのかはっきりするため、デザインやコンテンツ(各ページのテキストや画像、写真、動画など)の方向性が定まりやすくなります。

目的を明確にしないままホームページの制作に着手してしまうと、必要な情報が記載されなかったり、ターゲットが欲しているページを作れなかったりします。こうなると、いくら保育園のホームページに時間とお金を費やしても、期待した効果や成果は得られません。

目的を明確にすれば、誰に対して情報発信するのか、どういった内容を掲載すればニーズを満たせるのかなど答えが見えてきます。

2.企画をまとめる

目的が決まったら、企画をまとめます。どのようなターゲットに対して、どのような情報が必要か、どのようなページを作るか考えるのです。以下は一例です。

ターゲット 入園を検討している保護者 在園児の保護者 求職中の保育士
必要な情報
  • 保育園の特徴
  • 入園手続き
  • 在園児の様子
  • 保育士の情報 など。
  • 行事やイベントの予定
  • 保育中の子どもの様子
  • 連絡事項 など。
  • 保育園の規模や形態
  • 運営母体の情報
  • 仕事内容や給与 など。
情報の届け方
  • 画像や動画を用いた保育園紹介
  • 図表を用いた入園手続き
  • 1日のタイムスケジュール
  • 年間行事の紹介
  • 問い合わせフォーム など。
  • 保育士、園長のブログ
  • 行事、イベントの写真ダウンロード
  • 保護者連絡システム など。
  • 募集要項
  • 在勤中の保育士コメント
  • 応募フォーム
  • 採用サイトへのリンク など。

ホームページの主なターゲットは、保活中の保護者や求職中の保育士です。ターゲットの不安や疑問を解決できるような企画を考えます。

3.予算を獲得する

作成したいホームページの企画が定まったら予算を獲得します。

ホームページの制作費用は、サイトの規模やページ数、コンテンツの数などによって大幅に変動します。事前に予算を決めておかないと、途中であれこれ追加してしまい、予算オーバーという事態になってしまうかもしれません。

予算を獲得するためにも、「2.企画をまとめる」で決まった内容を企画書にまとめ、なぜホームページが必要なのか説明しましょう。

保育園が抱えている課題をホームページでどのように解決できるのか説明できれば、予算の獲得もスムーズになります。

4.外注会社を選定する

予算が決まったら、外注会社の選定に入ります。

ホームページを制作する会社には得意分野、不得意分野があります。デザイン性に富んだおしゃれなホームページ制作が得意な会社、SEO対策などアクセス数を増やすのが得意な会社などさまざまです。

事前に予算を伝えたうえで、最低でも2~3社から仕上がりイメージと概算見積もりを取得しましょう。外注会社の選び方については、この後詳しく説明します。

5.要件をまとめる

外注会社に保育園のホームページ制作を依頼するために、必要な要件をまとめます。

具体的には、ホームページでどんなことがしたいのか、どんな機能が必要なのか、フォームやお知らせページ、受け入れ人数表示などの情報を記載します。

発注者側からすると「プロに任せているから、予想通りの仕上がりになるはず」と思うかもしれません。しかし、すべてを一任してしまうと、予想外のトラブルが起きてしまうこともあります。

要件をまとめて共有しておくことで、発注者側もプロジェクトの一員であるとの認識を持てますし、言った言わないのトラブル回避や、精度の高いスケジューリングを実現できます。

6.制作・公開

外注会社に正式にホームページ制作を依頼し、途中打ち合わせや仕上がりチェックを経て、公開に至ります。

公開前のチェック項目は以下の通りです。

  • 誤字脱字がないか
  • 正しい情報が正しいページに記載されているか
  • スマートフォンやタブレットでも正しく動作するか
  • 表示速度に問題がないか
  • 問い合わせフォームは正しく機能しているか

ホームページは制作して終わりではなく、情報の修正や更新管理などの運用がとても大切です。保育園である程度対応できるよう、運用体制を整えておきましょう。

保育園のホームページに必要なコンテンツとは?

掲載しておくべきコンテンツの種類と概要について解説します。

コンテンツの種類 概要、ポイントなど
トップページ
  • ターゲットが求めている情報がここにあると即座に理解できるデザイン。
  • 園の紹介や問い合わせにストレスなく遷移できるよう示す。
  • 子どもを預けても大丈夫と思ってもらえるような信頼性あるデザイン。
園の紹介
  • 基本情報、施設紹介、地図、アクセスなど詳細かつ正確に掲載。
  • 質の良い画像、イラストなどを用いるとより伝わりやすい。
保育方針・保育プログラム
  • 保育理念だけでなく保育方針についても記載。
  • 保育プログラム(リトミック、英会話、幼児体操など)は、実施の目的と子どもに身に付く能力や知識についても解説。
園の一日・年間行事
  • タイムテーブル、カレンダー形式で各項目を説明する。
  • 保護者に安心感や信頼感を与えるため、文章、画像、動画など情報に厚みを持たせる。
募集・料金案内
  • 申し込みから入園までの流れ、開所時間、利用日数や時間に応じた料金を図表などを用いてわかりやすく解説。
  • 問い合わせ先の電話番号やメールアドレスも掲載。
ブログ
  • 行事やイベント、日々の保育状況をブログで発信する。
  • 更新頻度は高ければ高いほど良い。
お問い合わせ
  • 入園、採用に対するお問い合わせフォームを用意。
  • 入力必須項目の設定や、確認チェックボックスを設けるなどしてスパム対策を講じる。

保育園のホームページを制作するときに注意すべきこと

保育園のホームページを制作するときに、注意しておきたい点について解説します。

自園の特徴を余すところなく伝える

保育園のコンセプト、保育方針、強みなどを余すことなく伝えるため、ホームページのコンテンツを工夫します。

具体的には、必要情報は文字を羅列するだけでなく、表やイラストを盛り込みオリジナリティのあるコンテンツを作成します。入園後のイメージがダイレクトに伝わるよう、高品質な画像や、印象に残りやすい動画の活用も効果的です。

説明をあまり書かない保育園も多いのですが、しっかり説明を書くことで、ホームページの滞在時間や参照ページ数が伸びていきます。これらの数値が上がるほど、問い合わせの数も増えていきます。

人を掲載する

ホームページに保育園の園長やスタッフの顔を表示するようにします。

人が掲載されていないホームページは安心感や信頼感を得られないため、問い合わせに繋がりにくいです。

個人を特定する顔や名前をインターネットに掲載しないという流れは存在しますが、保育園は子どもの成長や親が働くために不可欠な施設です。保護者はどんな人が自分の子どもを保育するのか、とても気にしています。

実際の保育風景や行事、イベントの様子を撮影することで、安心感や信頼感のあるホームページを制作できます。

こまめに更新できるようにする

ホームページをこまめに更新できるよう体制を整えておきます。ホームページではCMS(コンテンツマネジメントシステム)というシステムを導入することで、HTMLなどの知識がなくても簡単に更新ができるようになります。制作会社に依頼するときにはCMSで作ってもらうようにしましょう。

行事やイベントの告知、ブログの更新など、複数名で対応できるようにしておくのが理想的です。もし、「最新情報」や「保育士のブログ」が数年前で止まっていたら、ホームページに訪れた人はどのような印象を抱くでしょうか。「従業員が足りていないのでは?」「経営が傾いているのでは?」といったマイナスな印象を抱いてしまうかもしれません。

制作会社に頼まないと更新できないような状況だと、いずれ運用は止まってしまいます。自分たちで更新できるように準備しておくことが大切です。

保育園のホームページを依頼する制作会社の選び方

ここでは、ホームページを依頼する制作会社の選び方について解説します。

制作実績があるか

ホームページの制作実績があるかをチェックしましょう。必ずしも保育園でなくても、デザインのテイストがあっているものがあるかを確認するのがよいです。

さらに、そのサイトが人を集められているかも確認してみましょう。検索したときにきちんと表示されているかなどを調べるのがよいです。

なかでも、保育園の制作実績が多いとイチから業界説明をする必要もありませんし、細かい指示を出さなくても一定水準以上のクオリティに仕上げてくれる可能性が高いです。

費用感

制作会社のホームページの料金表をチェックします。

保育園のサイトはそんなに大きくなることはないので、ページ数がそこまで多くなければ50~100万円の間で収まるはずです。

中には格安の制作費を謳っている会社も存在しますが、ページの内容がほとんどなかったり、検索結果でよい順位をとれない作りかもしれません。このような問題がある場合が多いので注意しましょう。

適正な価格の、信頼のおける制作会社に依頼することが大切です。

規模

制作会社の規模にも着目します。制作会社の大半は50名以下の小規模な会社が多いですが、少人数すぎると忙しすぎたり倒産したりという事態が起きて、プロジェクトが途中で頓挫してしまう可能性があります。

社内にある程度の数のメンバーが存在しているか確認しましょう。

まとめ

保育園のホームページは、保護者や求職中の保育士など、ターゲットが求める情報を掲載することが大切です。幅広いコンテンツを用意して、それぞれを詳しく説明し、伝わりやすく表現すべきです。

ホームページ制作に着手したいものの、目的やデザインの方向性が定まらない、制作会社の違いが分からないという方は、スクルドアンドカンパニーにご相談ください。

スクルドアンドカンパニーには、100園の運営実績があり、園児を獲得するためのWebマーケティングにも精通しています。目的や予算に合わせて最適な制作会社を紹介しますので、お気軽にご相談ください。

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